“母になる”
自分の人生の中でいつかそんな日が来るのかな…なんてずっと夢の世界の事のように思っていたけど、実際にその時が刻一刻と近づいてる今日この頃。
昔から母親というもののイメージとして何となく思っていたのが、「子供が出来たら自分の事は二の次で、色んな事を我慢しなければならない」という事。母親だけじゃなくて、結婚に対してもそんなイメージを抱いてきたような気がします。
だから、20代の頃は全く結婚や親になりたいという願望がなかったし、ずっと自由奔放に好きな事をしていました。そんな私も30代になれば、人並みに結婚して家庭を築きたい!という気持ちが沸いてきて今日に至るわけなんだけど…結婚した時にも心の中で決めたのが、「結婚してもやりたい事をやって生きる!」という想い。
でも、妊娠して最近気付いたのが
と、いうこと(^_^;)最近子供の事ばっかり考えていて自分の事がおざなりになっています。今日は、子供の為の母親の自己犠牲について考えてみました。
妊娠したことによって生まれた母性
「 子供のために自分を犠牲にするなんてあり得ない!」
これ、妊娠する前にめっちゃ言ってたセリフです。特に独身の友達と会うと一緒になって力説してました(^_^;
そんな私でもいざ妊娠してみると、思考が180度変わって…。
「子供のために今は節約しよっ」
「私にそれ買うくらいなら、子供に良い物買ってあげたいし」
「子育てがあるからやりたいことは出来ないな」…etc.
最近、以前の私からは考えられないくらい自然と我慢が板に付いてきてて思考が子供中心。
別にそれが苦にならなかったり幸せの範疇ならいいと思うのですが、お母さんになるとこれがどんどんエスカレートしてくるんじゃないか?という気がして少しゾッとしてきてしまいました。
我慢している母を見るのは子供にとって嬉しくない
思い返してみると、自分の母親はそんなに我慢をしているほうじゃなかったような気がするのですが、もしこれが我慢して苦労している姿ばかり見ていたら「自分のせいでお母さんに辛い想いさせて、申し訳ない」という気持ちになっていると思います。
もちろん生む選択をするのは母親だし、生んだ後でどんな風になったとしても育てるのが責任だけど、子供はそれを毎日側で見るわけだから悲しいですよね。
子供としては、自分の親が楽しんで輝いている姿を見た方が嬉しいし、人生のお手本として希望を持てるんじゃないかと思います。
私も「世界はこんなに楽しいところなんだよ~!」「人生は素晴らしいんだよ」っていう事を教えたいので、そのためにも自分がいきいきしてないとダメだなぁと思いました。
犠牲になる=愛じゃない
自分より子供のほうが大事っていうのは母親として当たり前の感情だと思うし、やっぱり結婚や子育てにはある程度の我慢や忍耐は伴ってくるもの。
でも、それがエスカレートしすぎて自分が自分じゃなくなったり、やりたいことを諦めたり、我慢しすぎで感情を押し殺してしまうのは何か違うと思いました。
子供に沢山の愛情を注ぐためにも、自分の人生を満たすことは大事ですよね。
まだまだ妊娠中なので、これからもっと色々考える事が増えてくるんじゃないかなぁと思うけど、何が子供にとって最善なのか?どんな生き方だったら良い見本になれるのか?を夫婦で話し合っていきたいと思います。母になることで自分も更に成長して、輝いて生きていきたいです。